打合せの帰り道、近道をして空港を迂回しました。
夕暮れにレーダーと思しきタワーのシルエットが
印象的でした。
以前計画をした現場が雑誌に紹介されると言うことで照明についてのコメント依頼がありました。依頼があるということは少なくとも、その実施された照明計画に大きな不満が無いことを意味しています。
照明計画にはいろいろな想いがあり、その想いを多くの方々に知って頂ける事はとてもありがたい事です。
クライアントの求める<光>と、自分が美しいとおもえる<光>を、ひとつにしていく道のりを、これからも手を抜かず、ゆっくりと歩んで行きます(感謝)
アリオ鳳にあるブッフェスタイルのレストランです。
食材を引き立てるスポット照明で照らされたブッフェカウンター、間接のみで照度確保したフロアスペース、より心地良さを求めた個室。それぞれの照明手法を替えることで空間全体に食へのリズム、会話へのリズムと調和することが出来ました。主体を明確にし、照明のゾーニングを明確にする事で光が整います。。。その中に漂う<遊び心>が個性を際立たせるようです。
ビュッフェスタイルのコールドケース上にオリジナルのペンダントを作りました。
柔らかな生地をドーナツ状に縫製しリングを通しただけのシンプルに作ったペンダントは、
シースルーセードからキラキラとやさしく漏れる簡単なペンダントにクリアな
白熱球の光源で、優しく発光しながら空間の中心を大きく存在感を与えています。
世田谷・上野毛にできた wine boutique VINSANTE
照明予算の半分以上がファサードから大きく見える特注器具に使われています。
なんとも大胆な予算配分のお蔭で迫力あるシンボリックなオブジェクトが
出来上がりました。
この特注ペンダント照明は銅板の鍛造で作られています。詳しくは→こちら。
ビンテージのワインも揃う専門店への新しい光の提案。懐古の中にみるモダン。
最近、食傷気味の間接照明は一切使わなかったのも良い結果をもたらしています。
照明の役割、あかりの真理を見直す事が出来た良い現場でした。感謝。
この特注ペンダント照明は銅板の鍛造で作られ、ワインショップに取付けて頂きました。
ワインが醸造から何年も寝かせて味が豊かになる様と鍛造銅板の過程及び味わいが出る
経年変化を重ねています。
これから、5年、10年と時が経つにつれ、その存在感はより大きくなります。
出来れば50年。いやいや100年!灯りを点し続けて欲しいと願っています。
当初、大きなペンダントを作るために、軽量のアルミ絞りでの製作も考えました。
いろいろな事情で実現は出来ませんでしたが、日本中の絞りの達人にアドバイスを
頂き可能性も見え、更なる100年照明の挑戦は続きます。
取り付けていただいたお店はこちら↓
http://blog.lightonic.co.jp/?eid=43574
美容室”風洪”さんのファサードに使用したブラケットライト。
ステンレスの板をレーザーで抜き加工しています。
清々しく薫る風。優しくそよぐリーフ。ゆらゆらと・・・リラックス、リラックス。
そんな”風洪”さんのホームページはこちら→http://fuh-coh.jp/index2_m.html
美容室のセット面に製作したブラケットライトです。白熱60wのランプを
使用するために外径300mmのプリーツ仕様ホワイト生地はゲストの表情を
やさしく照らしてくれます。木製棚の木口に取付部分を合わせた為、取付
金具からは細いφ5SBアームが絡み合いブラケット本体を軽く見せています。
北欧デザインの〜と、タイトルを付けたのは、PH5Plusのフレーミング点景
なので・・・
後日、worksに竣工写真をUPします。
ちなみに完成予想CG画像は→こちら
家の玄関脇に置いてある沖縄の守り神シーさー。その首に植物が寄り
沿っていました。頭ではないし、月桂樹でもないので月桂冠とは言えま
せんが・・・何か縁起がよさそうだったのでパチリ。
良い事あるかなぁ・・なんて思ってたら本日は東京マラソンの申し込み
開始日でした。早速申し込みを済ませましたが、抽選なので結果は10月
との事。良い事あるかなぁ〜。
最近、古いシャンデリアのリフォームのご依頼を頂きました。古くなった
部品を調達していると困った問題が起きて、その昔大変おっ世話になった
U氏に電話をしてアドバイスを頂きましたが努力を怠らない先達にはなか
なか追いつけないなぁと実感します。先輩よりいい仕事をしようと思った
らその先輩より努力を積まなくてはなりませn!・・・
ここら辺りでスパート掛けて追いつこうと思います。目標がリタイヤして
から追いついても意味がありませんから。。。
これがペンダントと呼べるのか否かなどと考えることには意味がないが、とあるワインセラー用に
作っている。。既に完成して出荷の為の梱包を待っているので、作った!オリジナルの照明器具。
やはりオリジナルの照明器具はとても素敵です。<世界でひとつ>という事よりも、その空間の
為に考えて作る事が素敵で私にとっては生業といえるとても神聖な事なのです。。
銅を叩いて鍛えて・・・!? 金属を叩いて成型することを鍛造(たんぞう)といいますが
叩くことが鍛えることになるのは私達人間だけでなく金属も同じなのですね、今気がつきました!
あっ 叩いているのは私ではなく、いつもお世話になっている大塚氏です。
最近の私は褒められて育つと思い込み、叩かれることを避け、そのくせ他人には叩いて鍛える
という都合の良い人間になっていました。。。反省、反省。
しかし、金属も人間も叩かれすぎると再起不能になるのも同じようですね・・・気をつけないと。