悪戦苦闘のスタッフF

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スタッフFが取り組んでいるとある現場の配灯イメージです。最終オーナー向けに出すプレゼン。

これはリアルにしすぎるとかえって分かりにくくなります。あえてイメージを明確に伝えられるよ
うにデフォルメするわけですが、これ気をつけておかないと充分にクレームになる可能性大です。

「全然違うじゃない!」「えっ!?・・・無言(当たり前なのですが)」

こんな会話、よくある事です。はっきり云ってしまえばコミュニケーション不足の一言。

コチラはプロですから当然、クライアントが望む事はもちろん、照明の知識をどの程度
お持ちなのかもリサーチする必要があります。お持ちの知識にあわせてプレゼンを
行わなければなりません。

一般クライアントが照明を大切に考え始めたたといっても最近のこと。雑誌やTVなどの
情報からインターネット検索による情報まで、なかには私達よ豊富な情報をお持ちの方
もいらっしゃっいます(汗) その情報を鵜呑みにされて依頼される方が一番手ごわい。

照明とは、色々なシュチエーションによって大きく変化します。空間の奥行き、天井の高さ
外光、建材の色・材質、ターゲット層、演出する時間帯、予算などなど。。。形には出てきま
せんが、膨大な時間を使いクライアントとの溝を埋めていく作業から私達の仕事は始まるの
です。 頑張れ若人♪

イムズ6Fトラベルスタジオハーツ

イムズ6Fにある<トラベルスタジオハーツ>さんをリフレッシュしています。
休業日を利用してのリフォームです。最初に機能的に空間を再構成して、これから照明を仕込んで
いきます。これは使用前の写真。 どう変わるのか!乞ご期待!!
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特注ペンダント

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某所物販店の特注ペンダントのスケッチと図面です。鍛造で飾り金具を作り上げていきます。

このように図面やスケッチを描いても実際鉄を扱う方がクリエーターで無いとイメージ通りの
物が出来ません。アーティストが作るとイメージ以上のものが出来上がってきます。そこが
モノづくりの面白いところです。

実際のモノづくりはデザインだけでなく、製作や取り付けに携わる方々によって完成度が
違ってきます。誰か一人のスキルが下がっていると最終的にその低いレベルで仕上がる
モノなのです。水を溜める桶は何枚もの板を使っていますが、その板の1枚でも低いと全
体の水の量はその板によって左右されるのと同じですね。

しかし短い板は、使われるうちに全体のレベルまで高くなっていく生き物でもあります。
もちろん人間としての比喩ですが・・・レベルの高い人と付き合いなさいといわれるのも
そのためです。 私もいろんな人にレベルを上げてもらいました。 えっ!?『上げても
らってもその程度か!』って・・・・ほっといてください。

もちろんコストを考えなければなりませんので、いつも最高のパフォーマンスを持った人が
集まる事や集める事は無理なのですが・・・。限られた予算のなかで最高のパフォーマン
スを発揮できるように、今日も頑張ってます♪

追記:10月中旬には納品ですから、経過報告含めてまたアップします。

雑草の花

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最近、術後のリハビリを兼ねて犬の散歩を朝の日課にしています。

患部の痛みもとれ小走りも出来るようになってきました。担当の主治医からは『12月のホノルル
マラソンなんてとんでもないですよ!』といわれていますが、いまから軽くジョギングを始めれば
何とかいけそうな感じがします。

いつも歩く道なのに、ある日突然とある存在に気がついてビックリする事があります。経費節減なのか
草刈もされずに雑草が伸び放題になっている公共の広場で涼しげに咲いている花を見つけました。
ネットで調べてみると<ヒメジオン>という花のようです。

誰も育てているわけでもないのに。。。 最近、自分ひとりで生きているわけでは無いと思い知らされた
私にはとてもまぶしく綺麗に咲いていました。

いつも咲かせる事が出来ないのなら、咲く時くらいは堂々と咲きたいものです。 <ヒメジオン>のように。

目指せ!エンターティナー

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野球界で常に話題に事欠かない日本ハムファイターズの新庄選手が昨日の試合後の引退宣言が
今朝のワイドショーのトップニュースを独占していました。ヒーローインタビューでの発言はいかにも
新庄流。

メジャーリーグでも通用するほどの超一流な野球センスに加え、常に観る側に驚きと感動を与えよう
とする姿勢は素晴らしい。持って生まれたモノとしてという表現は簡単すぎるかもしれないが、いつも
終わった後にああしてたら良かった。こうしてれば良かったと。後悔あとだらけの私には非常に活力を
もらうヒトでした。現役を引退しても続くであろう彼の活躍を今後も期待したい。

遠く野球界の話ではなく、私の身近にも常に最高を求める愛すべき人たちが多くいます。コレでいい
だろう。こんなもんだよ。もういいんじゃない。・・等の言葉は知らないと思わせるほどにお客様への
サプライズを求め、満足度を高め、現状に満足する事無く努力を惜しまない人たち。

彼らに共通するものは、いつも情熱的である。目が輝いている。表情が明るい。やってる仕事は違っ
ても、お金を頂く対価が違っても、お客様に喜んで頂こうとする姿勢が結果として彼らを楽しませてい
るという事実が見えてくる。何をやるかなんて関係ない。どれだけ楽しませる事が出来るか。相手も
自分も廻りもすべて。

どうせやるなら楽しんだほうが勝ちだっ!

sakura

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昼ごろ庭の桜を見上げていたら大きく膨らんだ多くのつぼみの中に小さく咲いた一輪のさくらを見つけました。

今年の我が家の一番さくらです。

今年の冬はとても寒く、温暖化になればなるほど冬の冷え込みは寒くなるとTVニュースでやってました。
「夏が暑くて冬が寒いなら何が温暖なの?」 とTVに向かって突っ込みをいれてましたが、寒さが厳しい
ほどさくらの花は一杯咲くような気がします。

<沢山の厳しい寒さに耐えるほど大きく沢山の花を咲かす>のはなんだか人生に似ています。人生を
語るにはまだまだ早いですが、厳しい時代だからこそ耐えて耐えて知恵を出して一歩づつ前に進んで
行きたいとおもいます。

明日はお彼岸。ご先祖様に感謝して、おはぎ食べながら人生を教えてもらう事にします。

WBC

すごいなぁ。もうダメかと思ってたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本の準決勝進出が
決まりました。

サッカーのワールドカップと違い盛り上がりに欠けていたので、これといって興味がなく、王監督はじ
め松中、川崎、和田、杉内とホークスの主力がこんなに抜けてオープン戦はともかくペナントレースは
開幕から大丈夫なのか??と、そっちのほうを心配していたが、いざ始まってみるとやはり国の名誉
というか威信というかナショナリズムというか、勝ってもらいたいという気持ちが強くなり、米国に負け、
韓国に負けたときは非常に残念でしたが、米国が2次リーグ敗退という信じられない事態で・・・。

これにより決勝を賭けて日本が再度韓国と戦う事になりましたが、2敗したうっ憤は当分引きずるだろう
と思っていたがこんなにも早く晴らす機会をもてるとは・・・本当にラッキーです。
もちろん日本は勝つでしょう。今大会での日本と韓国の戦力は均衡している。それでも韓国に連敗した
のは「気力の差」だと王監督はコメントしていましたが、そう思わずにはいられなかったのだろう。しかし
何をもってしても差は無いと私は信じています。勝負は時の運ですが、日本に神風がふきだしたようです。

波が来る時は仕事でも遊びでも予測できませんが、風のほうを向いて待っていないと見逃してしまいます。
そんな事を思い出させてくれました。

19日の韓国戦が楽しみです。

Happy

今日、社員(彼女は某テーマパークで働いた経験を持ち、サービス精神旺盛で色々と参考になる事を
言ってくれる優秀なスタッフの一人)から<ハピネスの提供>という言葉を聞きました。

簡単に言えば、人に喜んで頂く事が、社会に貢献し自分の人間形成のの為になり、生きていく意義を
高める。という事なのでしょうが最近読んだ<ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を>という本の中に書かれ
ていた内容とビビビっとリンクしたんです。
ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を
この本はヴィレッジ・ヴァンガードの菊池社長が起業時からの事や、終止前向きに書店の経営に取り
組んでいく姿を、飾らない言葉で綴っています。単に自分の<好き>を形にしてきただけの簡単なもの
なのかもしれませんが(笑)そこには結果としてお客様への<ハピネスの提供>が行われています。
売上に悩む本屋さんだけでなく、仕事を楽しみたい方へお勧めの一冊です。

あなたが嬉しいと私もうれしい・・・というようなコピーがどこかにありましたが、これが経営の基本かも
しれません。。。じゃなくて基本のはず。しかし売上や利益を追求していくといつもなおざりになってしま
います。。反省。(反省してもいつの間にか忘れる人間は愚かな動物です。。。ってすぐ忘れる愚か者
は私だけ!?)

<ハピネスの提供>これを今月の言葉とします。

あなたがハッピーだと私もハッピー!

成功者の告白

成功者の告白
今や日本で一番有名な経営コンサルタントの一人になった神田昌典氏の
小説。。。というより小説風に書かれた経営解説本といったほうが分かりや
すい。4〜5年前にやたら派手なピンクや黄色の表紙を使い、商売の
ツカミからリピーターを獲得する方法をただ単にコンサルするだけでなく
自分で実行することで顧客数を増やし顧客延べ数は1万人を超えるとも・・

この本は成功者の光と影が書かれています。
すべての起業家が成功と共に、人生に歪をもたらし、そしてどのようにして
その歪を解消してきたのか、会社を大きくしていく過程で何を犠牲にし何を
選択したのか、または何を得て次のステージへ会社を進めたのか。

今現在、会社のスタッフは10名の弊社ですが、私に必要なものは何かを
知ることが出来たような気がします。それは会社を大きくするためのもので
は有りますが、それ以上に会社で働くスタッフ(私も含めて)にとても大切な
ものだと思います。

突っ走るだけじゃないと思ってる人、また突っ走ることに何か躊躇してしま
うモノ(?)を持った人にはお勧めの本です。悩んでるのは自分ひとりじゃない。
苦労してるのは、傷つけているのは、裏切っているのは、

読み始めて一気に読みきってしまうほど興味をそそる本です。サブタイトルに
<5年間の起業ノウハウを3時間で学べるストーリー>・・・と書かれて
います。なるほど・・・しかし起業する前に読んでもあまり役に立たないかも(笑)
完読するのに4時間半の私は、経営者としては余りにも未熟です。
もっと早く読めるようになりたい。。。

スタンド


それは、4ヶ月前の<かたる+あかり展>でのお約束から始まった。『陶芸をやっててテーブルスタンド
を作っているのですがいつも市販のセードを使っていて面白くないので新しい形のものに挑戦したい』と

陶芸家のKさんからの依頼でした。もちろん、一人でも多くの方に、照明を身近に感じて頂きたいと思っ
ている私は、『ははは。喜んで協力します』と快諾。『スタンドにしたい花器をもってまた来ます』といって
帰っていかれました。

そのようなお約束も忘れかけようとした先日、『そろそろスタンドを作って頂きたいのですが・・・』とお電
話を頂いたのはKさんの作品展の2週間前。『うっ!2週間!!』心の中で『そんな期間でできませ〜ん』
どんなに小さなテーブルスタンドでも、板金屋さん塗装屋さん木工屋さんパーツ屋さん布地屋さんと少な
くとも5業者以上の打合せが必要なのです。それに図面を引いて試作して検証して打合せの準備をする
だけでも丸2日は掛かります。<安請け合いは自分と相手の首を絞める>という過去の教訓が『断れ!
断れ!断れ!』と言っているのに、『あ〜2週間後ですか〜短いですねぇ〜。。。何とかなるでしょう!』
なんてついつい答えてしまう。。。あぁ。

『約束は果す』が信条の私としては何が何でもやらなくてはいけません。とりあえづスタンドが得意なメ
ーカーさんにお願いしちゃいます。部品の調達から組立まで図面もお任せで出来上がります。『なんだよ
丸投げかよ』なんて言ってはいけません。責任はずべて持つのですから(笑)。しかし『納期1ヶ月。見積
8万円です』・・・納期は2週間って言ってあるのに、それにそんな大金どっから出るんだよ! 
覚悟決めて自分で作る事にしました。図面引いてそれそれの業者さんと打合せして製作して組立して、
完成したのはKさんの作品展前日の深夜2時でした(涙)

『わぁ〜お願いしてよかったぁ』満面の笑顔で喜んで頂けるKさんの言葉を聞いて、苦労が報われます。
商売として考えるととても割りに合いません。でも『何物にも代え難い大切なものを得る事ができる。』
かも知れない。という魅力は捨てきれない(笑)

シャワー

毎日朝、シャワーを浴びて目を覚ます。休日も正月も

走った朝も走らなかった朝も。嫁さんにはガス代がもっ
たいないので朝は控えろといわれるが止められない。こ
れが日課なのだから、朝からバリバリ仕事ができるのを
考えると、とても安い金額だと思うのだが・・・理解し
てくれない。

洗髪をして短髪の頭は軽くタオルでドライアップする
だけ。くせ毛で髪が立ちやすいので、見た目にはセット
しているようにもみえるらしい(笑)

そのシャワーなのだが、最近寒い日は調子が悪く中々
お湯にならず、騙しだまし使っている。今日の朝はすご
く機嫌が悪いようでお湯が出てこない。。。全然お湯に
ならない。

シャワーを使わない朝は(緊急事態に陥ってたまにあ
る)憂鬱だ。気分が乗らない。こんなシャワーごときで、
その日の行動が左右されるほど私はか弱く小さな人間な
のだと思い知らされるが、気分がのらないのはどうしよ
うもない。あ〜どうしよう。もう会社に行く時間なのに。
今日は憂鬱な日になりそうだと覚悟したその時、その時
お湯が出てきた。

おぉ〜っシャワーの向こうの窓から後光が差し込んだ
ように見えた!ような感動的なシーンである。お湯の有
る生活がこんなに幸せな事だなんて!何とか会社にも間
に合い。朝から元気に仕事する事ができる。まだまだ、
ツキに見放されていない.

今日もいい仕事ができそうだ(笑) 感謝。

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久しぶりに馬を触った♪

道産子のような足がしっかりした金太郎という名の馬が
岡垣町の<ぶどうの樹>さんの小さな動物園にいます。
仕事の打合せで伺ったのですが、風が強い中、不動で
大きく構えて立っていました。
いつもは小さな子供たちを相手にしているせいか、近
づいても動じる事無く私を相手にしてくれました。

犬もいいけど(私は犬派)大きな馬もいい〜ね〜♪
何がいいのか理屈では良く分からないけど。。。

調子に乗って記念撮影にもいやな顔(?)せずに応じて
くれました。。感覚的に血の通った優しい動物は気持ちが
安らぎます。『お〜よしよし、よしよし。』て鼻筋をなでなで
したたら、なにやら『モグモグ。モグモグ。』

いつの間にかスーツのエリがよだれで汚れています。。
『あっ てめ〜(笑)』 早速、クリーニング屋さんへ持って行
きました(涙)

それにしても顔がでかぁ〜い!