夕日に癒された大濠公園ラン

福岡の照明デザイン事務所 ライトニック代表川崎の走る記録

朝いつものバイクコースで汗を流す。軽くアップダウンがあり信号は無い。
初心者の僕が朝は走るのには適したコースだと思っているが、1周2.5キロ
なので少々飽きる。こんど近くのダムにでも登ってみよう。

本日のバイク17.8キロ 42’04”

夕方は大濠公園の近くで仕事を終えたため、せっかくなので走って見るこ
とにした。久しぶりだ。あたらめて、大濠公園はすばらしいジョギング
コースだと思う。

中学生の時は部活でよく走らされていた。あの頃のタイムを思い出しては
現状のスピードが情けない。

ぶつぶつ考え事をして走っていると、すぐ横をランパンランシャツで駆け
抜けていく。3週目にまた同じ人が追い越していく。自分のタイムと比較
して彼のタイムを計算すると、1周が7分弱だ。ちょうど中学の頃走ってい
たスピードである。

あれから30年。 あのスピードをもう一度目指してみようかなぁ。

ひさしぶりの大濠公園
1周目 10.31
2週目 10.08
3週目  9.43 本当はここで終了の予定だった。
4週目 10.27 流してクールダウンの予定だった。
5週目 10.06 せっかくなので10キロ走ることにした。
250m  1.10 これで10キロ。
トータル52.05
軽く流して終了。夕方の心地良い風が夕日と共に心に沁みてくる。

撮影会in魚市場

知り合いのMさんのお誘いで、9/12に長浜の魚市場へ行ってきました。
西通りのこおのカメラさんが主催する撮影会。

いままで撮影会なるものに参加したことはない私は、いつものスナップとは
勝手の違いから、何を撮っていいのやら、どのように撮っていいのやら、
いつシャッターを切ればいいのやら戸惑うことばかり。大勢の見知らぬ
人のなかで、カメラのシャッターを切るのはとても緊張します。

それでも、気さくな参加者の皆さんのおかげで無事終了。

で、緊張しながら撮った写真です。

現像した写真をひとつひとつ見ながら、写真は作品だというのがよくわかります。
同じ環境や被写体でも撮る人によって全然違います。好みや性格があらわに
なっているようで、恥ずかしくもあります。

「もっと、腕を磨いて堂々と写真を撮って見たい。」 と、そう思いました。

こおのさん、みちかさん、そして参加者のみなさん。どうもありがとう。

手作りの明かりWorkShop

福岡の照明デザイン事務所 ライトニックのワークショップ 手作りの灯り教室
福岡の照明デザイン事務所 ライトニックのワークショップ 手作りの灯り教室
福岡の照明デザイン事務所 ライトニックのワークショップ 手作りの灯り教室

手作りの星型照明を紹介しましたら、作り方のお問合せを頂きました。
良い機会なので部材を用意してワークショップを開く事にしました。

手作りの照明は、同じ部材を用意しても作り手によって様々な表情を
持つようになります。今回はクリスマス時期のイルミネーションとしても
使用できる<窓辺に灯せる星型照明>を作ってみたいと思います。

この灯りひとつで、お部屋の雰囲気が落ち着きのある空間に変わります。

ご興味のある方がこの機会に是非ともチャレンジしてみませんか。
参加希望の方はご案内をプリントしてファックスするか
お問合せよりメールにてお申し込み下さい。

ライトニックWorkShop2009ご案内.PDF

お問合せページ

キャンベルのトマトスープ缶で照明を

福岡の照明デザイン事務所 手作りの灯り教室

キャンベルのトマトスープ缶が届きました。思いのほか小さいのにビックリ。

A・ウォーホルがアートにした時はもっと大きかったのでしょうか。どうもプロ
ポーションが違うようです。ラベルは当時のままなのですが・・・。

せっかくなので作ってみます。

【用意するもの】
キャンベルの空き缶
E17ソケット
ニップル
アイボルト
ランプ
コード
丸型端子

【作り方】
1:まず、ソケットにリード線を組み込みます。
  この時、丸型端子を使いしっかりとビス止めします。

2:そしてリード線が付いたソケットにソケット台を取付、
  M10のニップル(外ネジがあるパイプ)を奥までネジ込みます。

3:次に、空き缶の底中央に径10mmの穴をあけます。
  缶の内部から先に作っておいたソケットをネジ側から通し、
  外からアイナットで締めこみます。

4:ランプを取付、コードを吊って出来上がりです。

簡単でしょう。これで写真のようなペンダントライトが出来上がります。

前回紹介したスタンドライトは部品がまだ届いてないため今回はここまで。

それにしても、他のシャンデリアに負けない存在感はさすがですね。
A・ウォーホルが認めただけのことはあります。

キャンベルのスープ缶は既にプルトップになっております。このタイプは
フルオープンエンドと呼ばれ、ふたの全部が開くタイプです。そのせいなのか
底の部分は缶切でも開けることが難しい形になっています。
本来は底ふたも全部あけて上にも光が漏れるようにしたかったのですが
それが出来なくて残念でした。

手作り星型照明の新作

福岡の照明デザイン事務所ライトニックの手作り照明は星型から始めようの巻
福岡の照明デザイン事務所ライトニックの手作り照明は星型から始めようの巻その2

前回は★7つ!の七稜星でしたが今回は十五稜星です。

頂点を多くしたらどのような見え方をするのか、また作り方は難しくなるのか?
という疑問に答えるべく図面を描いて製作に取り掛かります。

十五稜星を作るには同じ形をした15のパーツを作り、それを貼り合わせていきます。

結論として、『十五稜星は難しく大変』 です。

多くのパーツを組み合わせるには一つ一つのパーツの精度が必要になります。
七稜星の倍以上のパーツを組み合わせるのですから少しずつのズレが最終的に
大きなズレを生むことになります。

一つ一つのパーツの大きさは七稜星でも十五稜星でもそれ程の違いはありません。
ということは倍以上の材料(紙だけですが)と作業時間が必要です。

形としては美しい(上手に作ればの話)のですが、最初のコンセプトである
星のイメージから離れてしまいます。

お勧めは五稜星もしくは七稜星ですね。

冨士山

照明デザイナーの徒然日記
福岡での仕事を終わらせて、夕方から急いで東京行きの飛行機に乗った。
雲海の上をまるでスケート選手のように滑る便に乗ったのは久しぶりだ。

雲が次第に薄くなり、その隙間から冨士が顔をだした。通過する時に迷わず
カメラのシャッターを押した。
照明デザイナーの徒然日記<俺の空>

最近はデジタル機器類の使用が制限されているので機内でのカメラにも
気を使う。当然ながらカメラ付き携帯の使用はダメである。

後ろの席からもカメラのシャッター音が聞こえてきた。

冨士は日本一の山。ですね。

A・ウォーホール

照明デザイン事務所ライトニックが手作りする。A/ウォーホルを偲んでキャンベルのトマトスープスタンドライト
8月6日。今日はA・ウォーホルの誕生日です。

いまだにA・ウォーホルの作品は輝きを失うことなく私達の心を
揺さぶり続けています。

1928年8月6日生まれ1987年2月28日死去

2003年にクリストフ・マティスがこのスープ缶をモチーフに、
というよりウォーホルの作品をモチーフにペンダントライトを
デザインしていますが、私はスタンドの灯で彼を偲びたいと思います。

もちろん製品化をするつもりもありませんが、これから計画している
手作りあかり教室の教材にする予定です。
ご希望の方には作り方をお教えします。お気軽にお問合せ下さい。

お金をかけない作り方で、簡単にA・ウォーホル照明の出来上がりです。

Benvenuto a Tapas ベンヴェヌート ア タパス

照明デザイン事務所ライトニックの情熱照明デザインは新宿3丁目イタリアンレストランBenvenuto a Tapasで体感頂けます。

照明デザイン事務所ライトニックの情熱照明デザインは新宿3丁目イタリアンレストランBenvenuto a Tapasで体感頂けます。

照明デザイン事務所ライトニックの情熱照明デザインは新宿3丁目イタリアンレストランBenvenuto a Tapasで体感頂けます。

照明デザイン事務所ライトニックの情熱照明デザインは新宿3丁目イタリアンレストランBenvenuto a Tapasで体感頂けます。

落ち着いて食事をして頂きたいので全体照度は暗めの設定です。
しかし、そこは美しくおいしい料理を提供するレストラン。
会話を彩るテーブル面の明かりには手を抜くことは出来ない。
今や、暗くても美味しく見える灯はレストランには必須です。

しかも、それ以上に大切にしたかった事がここにはあります。
ゲストを取り巻く環境光が陰影を強くうち出すことなく存在する。
視覚に入る求めるべきすべての質を落とさずに心に染み入るよう
に感じる。アンビエントイメージとして滞在する時間を視覚的に
飽きることなく魅せる。これらの光を求めてひとつの灯とすること。

単独で見るとしっかりと主張している照明器具が包括的に捉えた時
にいかに主張しないようにするか。空気として溶け込みながら必要
な明かりを灯し、間接的に示唆するのではなく直感として居心地の
良さを感じることが出来るのか、それがテーマ。

エモーションな雰囲気、大切な人と一緒にいて感じる至福感。
特別にあつらえた照明器具、無駄な光を排除することにこだわった
既製品、それは対象・非対象を便宜的に区別するのではない。
店内に足を踏見入れる、ホールに入る、シートに座る、食事をする、
語らう、席を立つ・・、全てのシチュエーションを相対且つ包括的に
応える人の為の灯。その為の配灯。

すべてはゲストの裕福な時間の為に。

大型照明は気持ち良い

オリジナル照明はライトニックで簡単にオーダー出来ます。
とあるブライダル会場用に製作させて頂きました大型スタンドライトはひな壇の
両サイドに配置することでごく自然に穏やかな雰囲気を持ちながらアイキャッチと
なってステージ上のカップルに注目を集めます。

布セードを通した柔らかな光そして壁面まで届くほのかな光。もちろんボーダー
ライトやフレネルのスポットライトでステージ上には十分な明るさはあるのですが
それを抑え、横顔を暖かく照らしお顔の表情を優しく見せるには最適のあかりの
ひとつである事は間違いないようです。

偏った言い方を許して頂けるのなら、照明デザインには2通りのアプローチがあります。
ひとつはゲリラ的な奇抜さでオリジナルをアピールする方法。ゲリラ的とは少々過激な
言葉ですので表現を穏やかにすれば革新的に置き換えても良いでしょう。スピードを
重視し短期決戦型のプロモーションにはお薦めです。話題性でマスコミも乗ってくる
かもしれません。もうひとつは外堀を埋めるようにゆっくりと静かに質を高める方法。
息の長いデザインで長期決戦型といってもいいでしょう。どちらが良い悪いではなく
企業が戦術としてどう捉えているかが重要な事です。

しかし今の時代、多くの企業が、生き残りをかけてどれだけ安く作れるかを競い、
雇用問題や環境問題の引き金になる戦略がベースになっている限り、どちらの
デザイン的アプローチをした所で行き着くところは同じ所のような気がします。

大量生産された安い商品に飛びつき短いスパンで大量廃棄を招いている私達
消費者にも大きな問題があります。今まさにそのシワ寄せを目の当たりにしている
わけですが。ここで改めて消費者の目で、次の世代に誇れる生活に戻さなければ
いけない時期じゃないでしょうか。

次世代に残す照明作り、それが僕の仕事です。

無知の知

ライトニックの特注照明:生活にもっと陰翳を

福岡の照明デザイン事務所ライトニックの特注照明 オリジナルスタンド

以前CGで紹介した特注スタンドが完成しました。
http://blog.lightonic.co.jp/?eid=57026←以前のCG

壁面に映る影はフィラメントの形状が歪なおかげで揺らいでいるようです。
心を穏やかにする上で必要なものは光よりも影だということがわかります。
明るさや経済性を追求することを否定はしませんが、人間にはもっと、
居心地の良い暗さを提供することが必要だと思う今日この頃です。

ベースには腐食させた鉄を使用し深みのある塗装で仕上げています。
図面上でクリア出来る問題でも構造や施工を十分理解していない為に
起きる問題や、施工や仕上げ技術が目指す品質のレベルに達していなかっ
たりと、完成までに常に悩み続けた作品です。

当然新しいものを作り出すための時間・技術・コスト、それぞれのリスクを
考えなければいけないことですが、考えすぎると間違いなく先に進まない
ので、過去の経験値+チャレンジ精神でスタートするわけです。

デザイン力の未熟さを知れば知るほど完成には程遠く、いつも締め切り
ギリギリまで粘ってしまいます。しかし粘るほど完成度が高くなるにつけ、
結果としてみれば間違いなく生産性は桁違いに低いレベルに陥っている。

企業として、日本一いや世界一の完成度の高い作品を提供して、この負の
スパイラルから脱却する事を目指して、今日も粘る。

照明計画をさせて頂いた住宅の方は、大変喜んで頂きました。先日竣工
写真の撮影を行ってきましたので、クライアント様の了解を頂いて後日
アップしたいと思います。

意地を張れ!

子どもの空手進級審査に久しぶりに出かけていく。年に一度なので1回見ないと2年ぶり。

子ども達が空手を始めて9年。最初の頃できていた股割りも近頃は出来ていない。
基本的に放任主義なので、『何やってんだよ』と心で思いながらもなにも言わない。

会場のセッティングを手伝いながら、気になる子どもは無表情。
緊張してるのか、やる気が無いのか、無心か。どこまで強くなってるのやら。

強くならなくても続ける事にも価値はあるので弱いなら弱いでもかまわないとも思っているが、
やるからには強くなってもらいたいのが本音。

若い帯の型の審査から始まる。しばらくして息子の登場。そしてお兄ちゃん(といっても3男)。
親の目から見ても2人は全然だめなのが分かる。若い帯の子達の動きのよさが目に付く。
今年は2人とも駄目だ。進級できないだろう。

午後から組み手による審査がはじまった。午前の動きからあまり期待はできなかったが
相手がいると気合が入るのか、見るだけでも手に力が入る程の健闘ぶりで意外。
上級の子にも臆することなく前に出ている。実践の方が好きなのか。

相手がいると意地を張るのは親譲りだなと思う。

その親は今、意地を張るのに疲れたので自分との戦いのランニングにはまっている。

子ども達の姿を見て、まだまだ負けられないと、今日も朝錬に出る。

これも意地なのか。

本日の練習
キロ6分ペースのジョグを2.2キロ
400mのインターバルを3本
クールダウンのジョグを2.2キロ
合計6.0キロ
約370キロカロリー消費
本日の体重 61.7Kg(少しリバウンド)

燭台な照明

ライトニックの特注照明:真ちゅう製の燭台を照明器具にしてみました。
いつの頃からのデザインなのだろうか。今僕達が燭台をイメージすると
ルネサンス期以降の華やかな宮殿内部を昼間のように煌々と照ら
していたシャンデリアに用いられたアームやベースのデザインを取り入れた
形を思い浮かべるのではないだろうか。

真鍮鋳物で作られた支柱やアーム、蝋燭を立て流れた蝋を受止める皿、
いつも鏡のように磨き上げられ、揺らめく炎のきらめきをその起伏の中に
深く深く増幅させ、より一層存在感を高めている。

現在の多くクラシックスタイルの照明器具がその意匠を受け継ぎ、または
模倣し今に残し重厚な味わいを醸し出しています。

その古くからのデザインが受け継がれている現在の照明器具ではありますが
多くは1灯式のもので、2灯以上のものはほとんどありません。
燭台の多くが3灯以上の多灯なのに対しては明らかに偏ってデザインされて
いるのは少し残念です。。。と、いうわけで作ってみました。

日本ではあまり使わないであろう燭台では良いデザインが多く在ります。
大きすぎず、装飾過ぎず、高価すぎず、その多くの中から今回の現場にベストな
モノが選ばれ、照明器具として生まれ変わりました。

幅 24.4cm 高さ 36.0cm(ランプ含む) シャンデリア球10w×3(調光付)
イタリア製真鍮ベース