私達の生活は、好む好まざるとに関わらず全て光の中にあります。
ゆっくりとした光明のリズムをインテリアへ取り入れ、爽やかに目覚めること。
日中の光を効果的に利用し活動的な動作をよりスムーズにサポートすること。
人工照明は日が暮れた後の太陽光の延長と考え安らかな眠りへとつなげること。
日射を間接的に取り込み、日本人が本来持っている光環境を取り戻し日中のストレスを
軽減することや、硬くなった心身をほぐし開放することでスムーズな眠りへと誘う安らぎは
光を抜きにして考えられません。
憧れのマイホームもそれぞれのライフスタイルに合わせる事が大切なように、
明るく照らすための光を、求められる光に変えたときに初めて心の届く
<あかり>となるのです。
ここに提案するのは住宅照明の新しい取り組みです。
照明デザイナー 川崎英彦